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京都神具製作所 友の会 <特別寄稿 6>
富士吉田市・松尾神社氏子総代を終えて
氏子総代 遠山 喜一郎

松尾神社は、およそ480年前から松山地区の村氏神として祭られ、
ゴンゲンサマ ウジガミサマと呼ばれ地区の人々の心の拠り所として
愛されております。祭神は大山昨命(オオヤマクイノミコト)で
戦の神様だそうです。
境内には八幡社、金毘羅社山神社、大神社、天王社、天神社、秋葉社、
祖霊社の各祠と、手水舎、神楽舞台宝蔵倉、公民館があり、
地区の中に穂見神社、白王社、道祖神が2つ、薬師堂があります。
私達、松尾神社氏子総代の構成は、第一自治会から第六自治会の中で、
各1名選ばれ、総代長は第一自治会の堀内さん、第二 遠山、
第三 宮下さん 第四 渡辺さん、
第五 平山さん、第六 鶴田さん
以上6名の構成で一年間14の祭りを運営しました。
行事は暮れの神社大掃除から始りました。
1年間の汚れが着いた大鈴を磨く方、力を合わせワラをより、
注連縄を一生懸命ワラから創る先輩方は素晴らしい巧みの技で、
その卓越した技量に頭が下がりました。
総代は作業が滞る事が無い様に段取るのが仕事です。
山へ行き形の良い松の枝を取り、神社の各祠に飾りました。
午後4時には、新しく結いなおした賽銭箱の上にある大鈴を鳴らす紐を
取り付け終了しましたが、神社に注連縄として奉納する為に、
わざわざ田んぼの端にワラを作って下さる方、
また、祭りの際に使う放送設備の配線、案内書きを作って下さる方が
いらっしゃる事を知りませんでした。
皆さん、ゴンゲンサマ、松山を愛する方々です。
祭りは、何より地域の人達の協力無くしては出来ない、
いかに祭りの輪に人々を巻き込み盛り上げて行く事が出来るかが
重要なポイントです。
氏子総代の力だけでは到底催行出来ないのが祭りです。
老若男女が一同に会し事を成すのが祭りですが
コミニテイが希薄になりつつある現在、松山地区には良い意味での
村があり祭りがあります。
祭りは世代を超えて気持ちが一つになれる祖先からの贈り物、
この火を絶やさず後世に継承したいものです。
最後の仕事に12月1、2日と町内に穂見神社のお札を配布して歩き、
1年間に亘る総代の責務を終了しましたが、町内の事、神社の事を
大変勉強させて頂いた。
その立場にならなければ絶対に知りえない事がある、
それを体験出来た事に感謝し、これからも協力して行きたい。
すべて行事が簡素化の流れの中で薄れ行くコミニテイー。
時代の流れだからと云って地域まで希薄な関係になって行って良い物だろうか。
人生の先輩に尊敬と感謝を忘れず敬意を表する事は素晴らしい事です。
そんなシステムが松山地区にはまだ残っているし、良き伝統で、
住民は誇りとしなければいけないし、松尾神社には、
そんな住民を集約する力があります。
我が松山には心の拠り所、松尾神社・権現様があります、
ありがたい事です。
堀内総代長、宮下、渡辺、平山、鶴田総代、そして各奥様
共に1年間応援、ご協力頂きました地区の皆さんに感謝して
氏子総代 遠山喜一郎
〜事業を展開されるかたわら、
神社の氏子総代になられ氏神様のお世話をされた1年。
その活動記録は、下記HP内“松尾神社氏子総代”にて
くわしく掲載されています。
レンプラント光線の差し込む富士山麓 河口湖より
2004年1月
【京都神具製作所 友の会】
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